二世帯住宅について
二世帯住宅の家相
二世帯住宅とは、2つの世帯(親世帯と子供世帯)が同一敷地内に居住する住宅のことで、様々な居住形態があり、世帯主が二人いるという特殊な条件となります。
以下に2世帯住宅の形式と家相の判断の仕方を記述します。
1.完全独立二世帯住宅(独立タイプ)
同じ敷地内に家が二戸建つケースは、別々の単体の家と判断し各戸の宅心を出し八方位で家相判断します。
このケースの場合大切なことは、全体相による敷地内の方位バランスです。
2.完全同居二世帯住宅(単体タイプ)
玄関を1つ設けて二世帯が共同生活をするケースは、通常の家相判断を適用します。
居住エリアが、1階、2階と別々に住むケースも同じです。
そして台所、トイレ、浴室など水使用スペースを2階に設置するケースは、細心の設置方位の注意を必要とします。
3.完全分離二世帯住宅(立体タイプ)
玄関をそれぞれ設けて1階と2階に分かれて住むケースは、別々の住宅として家相判断します。
1・2階のどちらかが凶相の場合、1階・2階でのプラスマイナスの相殺作用はありません(1階と2階とは別の住宅として考えるため)。
凶相であれば、家相改良が必要となります。
4.分離二世帯住宅(平体タイプ)
渡り廊下で接合されているような二世帯住宅も、それぞれ独自に家相判断します。
渡り廊下が無く、増築接合形体の二世帯住宅については、基礎構造、主体構造から判断して、単体か二世帯の家相かを判断します。
そして、1つの世帯とは、日常生活に必要なスペースである玄関、トイレ、キッチンを備えていることが最低の条件となります。