敷地について

 住宅を設計する時には建設する土地が決まってなければいけません(当たり前のことですが)。
 新たに土地を探す場合、一般的には交通アクセスや周辺の施設に目が向きがちですが、ここではちょっと家相の面で見ていきましょう。
 
 良い土地は良いエネルギーを発生し、住む人々の生活にプラスの作用を次々と与えてくれます。

 敷地を選ぶときには、敷地周辺の山・川・池・その他種々の自然環境がどのような方位にあるのかが、大切な要素となります。
 たとえば、南に太陽の陽射をさえぎるような、山や障害物があるのは良相とはいえません。



  敷地選びのポイント

1.敷地に高低差がないか。
 同じ敷地内で高いところと低いところがある場合は、空気の通りが良くないため、よどみが発生し良くありません。
 高低差がある場合は80cm以内を限度としましょう(高基礎の場合、床下換気をとるのが難しくなります)。
 このような高低差のない事が、家庭運気、健康運気によい影響を与える相の敷地となります。

2.(朝から日中にかけて)日当たりが良好か
 太陽の恩恵(生気)を受けることによって運気が良くなります。
 東・東南・南の方向に道路のある敷地であれば、道路スペースの存在により、家への陽射が確保しやすく、又、吉方位に玄関、門を設置しやすくなります。

3.風通しの良い環境であるか
 通気の良い環境であれば、悪き気を吹き飛ばすと同時に、新しい気を運んできてくれ、その土地はいつも活性しています。
 常に心地よい、リフレッシュな風が吹いている環境は土地の乾燥状態も良く、湿気も多くない状態にコントロールするため快適な生活ができます。
 但し高層マンションなどの高層建築物による風は逆に方策をして対処する事が必要となります。

  避けたい敷地のポイント

1.不浄なものがある敷地
 周辺環境の良くない不浄なものが集中しているエリアです。
 たとえば、工場関係、廃棄物処理施設などです。工場、作業所等が隣地または近くに存在するということは、そこから発生する悪い気が住む人の健康に悪い影響をもたらします。

 自然の摂理に反するようなもので、異臭、腐敗、煙、蒸気、塵灰などを発生する施設が身近にあることは、人間本来の生活に、不必要なものですから良くありません。

2.過去にトラブルのあった敷地
 好条件の敷地なのになぜか格安だったり、分譲住宅地の中で、そこの周辺土地だけ何年もあいているようなケースは必ず、近隣居住者に状況を聞いてみることです。
 それだけの理由が必ずあるはずだからです。

 たとえば大きな事故・事件のあった土地(火事で焼失)、かつて寺院跡やその墓場だったりした土地など。
 この様に何か事件が起きた場所というのは災いが発生します。
 原因がどこかにひそんでいるわけですから、家の敷地として選ぶべきではありません。

3.造成された敷地
 良質の土砂で埋土造成され造成3ヶ月以上経過した土地は問題ありません。
 搬土された土も45日から60日の間でその土地のエネルギーを取り入れ環境適合土となり、又堅固な地耐力をつくります。
 家を建てたとき、基礎も堅固で湿気を防ぎさわやかな状態を保ちます。
 ただし、沼沢地や、産廃処理のくぼ地を埋め立てたり、埋土に悪質の土を使って造成された土地は、よく調査チェックして避けることです。

  その他の条件

1.良い敷地の条件とは凹凸の少ない適度の長方形であることです。
 そして、道路と敷地の関係も大切な要素です。
 ◇敷地と道路が平行であること     
 ◇道路の行き止まりにある敷地でないこと
 
 ちなみに悪い形の敷地とは、三角形、台形、菱形の土地です。
 この様な悪い形の敷地は、家相方策により方形にして活用することで方災を避けることができます。

 変形の土地は、張っているエリアと、欠けているエリアの、エネルギーの発生がアンバランスになり、悪い影響を住人に与えます。


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