家相吉凶盤

 当サイトでは家相について述べる以前にDownloadページに家相吉凶盤の画像データを掲載していました。
 私自身家相を気にする(し過ぎる)お客様の要望で家相学を深く掘り下げるまでは、家相吉凶盤だけで家相の吉凶を判断していました。
 建築士としては家相などは住宅設計には邪魔なだけ、取り入れたとて気休め程度のものだと考えていたので、家相吉凶盤を見れば良いだろうぐらいの考えでした。

 さて、見ていただいたとおり家相吉凶盤は、基本的な部屋配置の吉相と凶相がかかれているだけの代物です。
 実際に家相を見ると前項で述べた方位の他、敷地を配慮する地相、居住者の生まれ星(気学)による家相等、土地・人から住宅を判断しなければならないようです。
 しかし如何せん家相学の大本は江戸時代に完成したことから、仮に家相学を全て満たした住居を構えるとなると、武家屋敷のような建物(広大な敷地と庭、大きな屋敷と幾つかの離れが必要)になってしまいます。
 現代と江戸時代とでは住宅事情(生活様式)や周囲の環境がまったく異なるので、家相学は意味を成さないと考える専門家もいるようですが、私も同感です。
 但し、家相吉凶盤の中には「不浄は凶」など実生活には必要な教えも多々含まれているので、家相をみて取り入れることが出来るものは積極的に取り入れる姿勢は必要ではないでしょうか。

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