トイレのバリアフリー

 先の項でトイレの一般的な広さは畳1帖分(3尺×6尺)と書きましたが、ここでは分かりやすくする為に、トイレの標準サイズを幅91cm、奥行き182cm(共に壁の中心間隔)として述べていきます。
 さてこの標準サイズですがバリアフリー化を考えるとこのままでは狭すぎます。
 奥行きは182cmで問題ありませんが、幅が91cmでは下図のようにトイレと壁の間に余裕がありません。
 手摺りの種類や取付け方、便器の大きさ、さらに使用する方の体格によっては、もう少し幅を広くする必要があります。



 では幅はどのくらい広くしたらいいのか、目安としては次の通りです。

  標準 推奨
手摺りをける 3.5(1062) 4.0(1213)
介助スペースをける 5.0(1517) 6.0(1820)

 ※()内の数値はo単位です。
 介助スペースは介助が必要な場合に、介助者がトイレの脇に立つことができるスペースを確保する為のものです。このときトイレは部屋の真ん中に置かないようしましょう。


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