トイレについて

 トイレは、その住宅全体の使い易さや機能性を象徴すると言っても過言ではないでしょう。
 最近の住宅では、1・2階両方にトイレのある住宅も珍しくなくなってきました。
 一般的なトイレ(部屋)の広さは、概ね畳1帖分(3尺×6尺、1尺≒303o)、広くて1.5帖分ですが、バリアフリーの導入や、他の部屋との兼ね合い等を考慮すると色々な制約が出てきます。
 ここでは、風水の観点からの設置方法と、バリアフリーの観点から見た設置方法を述べていきます。



  トイレの風水

 正中線エリアと南西、北東の鬼門エリア、北西エリアの四隅線上を避ける。
 西・北・東のエリアに配置しておくと凶の影響が少ない。
 逆にいうとトイレを設置するべき方位というのはありません。
 これは風水が確立した時代を考えると分かりやすいのですが、昔の厠といものは住宅内には設けずに離れ(別の建物)として設けていたり、長屋等でも共同のトイレ(もちろん長屋とは別)が使われているので、おそらく住宅内にトイレを設けることは想定していないのでしょう。
 その他台所(正中線上には水道の水栓、流し水場の排水口、ガスコンロ、火口を配置しない。)同様、便器の排水部分(下図の塗潰し部分)を正中線上に配置しないよう注意します。

 


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