玄関について

 玄関は「住宅の顔」と比喩されることがありますが、玄関を見ると住宅がどのような考えの下で設計されているかがよく分かります。
 住宅のタイプが純和風・洋風・和洋折衷なのかが外観以上に読み取れるのはもちろんのこと、バリアフリーに対応しているのか、またどの程度行われているか、知識がある人なら障害の症状まで分かってしまいます。
 話がずれましたが、玄関には住んでいる人の心が表れるところですので、インテリアのコーディネートや後々の使い勝手に配慮することが重要です。



  玄関の風水

 風水から見た玄関の配置する場所は下記のように南東が良いようです。
 の方角は設置してもよい方角ですが×はダメ(鬼門の方角)です。

北西 北東
西
南西 南東

 また、住宅の中心から真っ直ぐに東西南北の方角(正中線エリア)に位置すると凶となるので避けてください。
 その他、門と玄関も真っ直ぐに位置するのもよくありません。

  玄関のバリアフリー

 玄関には必ず段差があります。これは通常建築される住宅には基礎があるためであり、また住宅内に雨水が浸入しないためでもあります。
 さてこの基礎の高さですが、最近多く見られるべた基礎を例にとると、立ち上がり高さ(地面からの高さ)を30cm以上にすることと建築基準法でも定められており、これに床を構成する材料の厚さを加えると地面から床までの高さは40cmになります(布基礎の場合、床上面と直下の地面は45p以上離さなければならない。但し、地面からの湿気対策を行えば45p未満とすることができる)。
 この他にも基礎を高くする理由はありますが、住宅には段差が付き物であるといえるでしょう。
 次の項からはこの段差の解消方法を紹介します。


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