耐力壁以外の保有耐力Peについて
耐力壁以外（以下その他）の部分の耐力Peの算出方法として、
雑壁効果として評点に0.25を加える方法
垂壁付きの独立柱を計算する方法
があります。
雑壁効果
伝統工法でない住宅（一般的な住宅はすべて）において適用します。
その他の部分の耐力は雑壁効果として建物全体で求め、計算式は以下のようになります。
| Pe ＝ 0.25 Qr （Qr ： 診断対象住宅の必要耐力） |
垂壁付きの独立柱を計算する方法
伝統構法等で柱径が150mm以上ある場合は、垂壁付独立柱のラーメン効果を下表で求めて、その合計をPeとすることができます。
※雑壁効果とは併用できません。
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独立柱の垂壁のスパンleは、柱間のスパンの中央から中央までを対象とします(端部は当該柱から柱間のスパンの中央まで）。
また、150角未満の柱については存在しないものとして取扱います。
