■ テクニック集(建築用)

デジタルカメラ 01 室内でのフラッシュの使い分け
02 ISO値の設定
03 マクロの設定
04 広角レンズの注意
05 画像サイズの設定(印刷関係)
06 画像の保管方法
04 広角レンズの注意
 マクロと似た現象が起こります。
1  広角レンズを使用すると、以下のような特徴が現れます。

@ 近くのものが大きく、遠くのものが小さく写る。
A 近くのものと遠くのものが離れているように写る。
B 室内などが、実際よりも広い空間のように写る。
C ピントの合う範囲が広くなり、前と後ろがぼけにくい。
D 被写体に近付かないと、大きく写せない。
E 見上げたり見下げたとき、被写体がゆがんだ感じに写る。
F 中央から離れるほど、被写体のゆがんだ感じが強くなる。

 他にもあるかと思いますが、現場写真ではこの7点が特に重要になってくるでしょう。
2
マクロ(距離10p)撮影 一般(距離50cm)撮影
3  上の写真はマクロ撮影時と同じものですが、使用したカメラのレンズは焦点距離35o判換算で、約28〜112oのものです。(焦点距離35oは人の目とほぼ同一の角度とされ、これより小さいものが一般に広角とされるようです。一眼レフなどでは超広角レンズがあります。)
 やや性能の高いデジカメには、28o対応品もあるため、通常のカメラより広い範囲を撮影でき大変便利なのですが、写真が必ず歪むため、工事管理にはなるべく使わないほうがいいでしょう。
 但し、モデルルームのプラン集等のような写真を撮影する場合、広角24o以下を使用すると、大変見栄えの良い写真になります。

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